村田機械株式会社

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#007

#007 Muratec搬送装置により、量産と多品種少量生産の混在を実現!

課題

1.量産と多品種少量生産が混在している生産ラインを自動化したい。
2.段替え時間を短縮して、機械稼働率を上げたい。
3.オペレーターの人数を減らし、製造コストを下げて利益率を上げたい。

 

処方箋

1.量産・多品種少量に応じた搬入装置の使い分け
パーツフィーダーとワークフィーダーの2種類の搬入装置を設置し、量産と多品種少量生産を1つの生産ラインで実現しました。
量産品は、1度の投入作業で短時間かつ大量に素材をいれられるパーツフィーダーを使用。
多品種少量生産品は、多品種に対して段取りレスにした段積み式のワークフィーダーを使用。
プログラムの切り替えのみで2種類の搬入装置を使いわけ、それぞれの生産量に合わせて最適な装置を使っていただくことを可能にしました。
ムラテックのローダは、左右にストロークを自由に設計することが可能なので、このようにいろいろな搬送装置を並べることが可能です。
2.多品種に応じた搬入装置の工夫
素材を段積みするパレットを20枚備えたワークフィーダを準備しました。
20枚のパレットを多品種ワークに合わせて8グループ(3枚で1グループが4つ、2枚で1グループが4つ)に分け、グループ毎に専用パレットとし、段替えを無くしました。
従来、ワークを切り替えるたびに発生していた搬入装置の治具の段替え作業が不要となりました。
また、作業性を考慮して、ワークフィーダの向きをあえてオペレーター側に設置しました。
上記2点をご提案することにより、9種のワークを無断替えで生産することが可能となり、お客様が抱える3つの課題解決に貢献しました。

 

 

会社概要

会社名 村田機械株式会社
創業 昭和10年(1935年)7月
本社所在地 〒612-8418 京都市伏見区竹田向代町136
TEL:075-672-8111 / FAX:075-672-8691
代表者 代表取締役社長 村田 大介
事業内容 ロジスティクスシステム・FAシステム・クリーンFA・工作機械・シートメタル加工機・繊維機械・情報機器などの製造販売
資本金 9億円
売上高 【連結】3918億円
【単独】3043億円(2022年3月期)
従業員数 【グループ】8100名
【単独】3700名(2022年4月現在)
工作機械販売部
0568-62-2513 受付/平日 9:00〜18:00
©️ 2021 Murata Machinery, Ltd.