COLUMNS
#002
#002 単位面積あたりの生産性向上と、豊富なラインナップからの機種選定でコストダウンを実現!
課題
1.増産対応の為に設備が必要となるも、工場にもう設置スペースがない。
2.過剰スペックの設備導入の結果、投資額が高くなり採算性が悪化した。
処方箋
ご提案内容:「機種の最適化」「稼働率向上オプション」
機械の最適化
◆対象ワーク:薄物、大径ワーク
◆従来設備:15インチサイズの大型旋盤
◆提案機種:平行2軸型CNC旋盤 MW200
◆対策:本機カスタマイズ/ベット、カバー形状変更。
◆結果:
1.スペースの削減
2.投資コストの削減
稼働率向上オプション
◆目的:ツール交換時の機械停止時間の大幅な短縮。
◆使用オプション:
1.ツールセッタ
2.機内自動計測装置
3.二重シャッタ
◆効果:
1と2のオプションとムラテックのノウハウにて、一発良品化を実現。
3のオプションの選定により片軸停止時にもう一軸のツール交換を実現。
ツールセッタ
手動で刃先をセンサにあてるだけで工具座標をセットできます。工具段取り替えやチップ交換時の立ち上げ時間を短縮します。
・実施例
・機能
タッチセンサを操作画面からチャック前面に移動させ、手動操作で工具の刃先をタッチセンサに移動させることにより、その工具の工具補正量を工具形状補正量メモリに自動的に設定します。この時、工具摩耗補正量はクリアされます。
機内自動計測装置
刃物台に取り付けられたタッチローブによりワークの寸法測定や工具補正を行い品質の自動管理ができます。
・実施例
・適用機種と測定範囲
注)下記に記載のない機種は未設計です。
1:有線式 |
外径/内径 |
MW100 |
〜⌀55 / ⌀10〜⌀65 |
MS50 |
MW200 |
〜⌀70 / ⌀10〜⌀82 |
MS100 |
MW300 |
〜⌀108 / ⌀10〜⌀120 |
2:無線式 |
外径/内径 |
MW120 |
〜⌀60 / ⌀10〜⌀72 |
MD120 |
MS60 |
注)いずれの値もスタイラスポール系が6mmの場合です。本システムの無線式は赤外線通信方式を利用しています。
二重シャッタ
ローダサイクルを停止させずにチップ交換ができ、稼働率をアップさせます。また、作業者の安全を確保します。
・実施例
.
・使用機器
駆動シリンダ |
CDG1LA32シリーズ |
SMC製 |
制御バルブ |
SY3440-5LOZ01 |
SMC製 |
・用途
2軸旋盤で同一加工を行う機械において片軸が特定要因で停止した場合でも、残りの片軸で加工サイクルを安全に続行させる為のシステムです。
会社概要
会社名 |
村田機械株式会社
|
創業 |
昭和10年(1935年)7月
|
本社所在地 |
〒612-8418 京都市伏見区竹田向代町136
TEL:075-672-8111 / FAX:075-672-8691
|
代表者 |
代表取締役社長 村田 大介
|
事業内容 |
ロジスティクスシステム・FAシステム・クリーンFA・工作機械・シートメタル加工機・繊維機械・情報機器などの製造販売
|
資本金 |
9億円
|
売上高 |
【連結】4,974億円
【単独】3,910億円(2024年3月期)
|
従業員数 |
【グループ】8704名
【単独】4172名(2024年4月現在)
|
©️ 2021 Murata Machinery, Ltd.